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Docco 仕様書

全機能の紹介と使い方ガイド

バージョン v1.5.3 2026-08-09 更新 日本語版

0. このアプリについて

Docco(ドッコ)は、「どこに・なにを収納したか」を写真つきで記録し、あとから検索して探し出すためのスマートフォン用収納管理アプリです。キャッチコピーは「〜探しもの時間をなくそう〜」。

2階層のシンプルな構造

Doccoのデータは「場所」と「アイテム」の2階層だけで構成されます。フォルダの入れ子はありません。

カテゴリ←分類 場所(例:クローゼット) →内包 アイテム(例:ママのパールブローチ)
概念意味持てる情報
場所収納の入れ物そのもの。「クローゼット」「洗面台下」など名前/カテゴリ/写真1枚
アイテムその場所にしまってある物。必ずどこか1つの場所に属する名前/タグ(複数)/個数/メモ/写真1枚
カテゴリ場所をゆるく分類するためのラベル。自由に編集できる文字列のリスト(初期値3件)

保存先はあなた自身のGoogle Drive

Doccoは専用サーバーを持ちません。データも写真も、サインインしたあなた自身のGoogle Drive内の Docco フォルダに保存されます。開発者側があなたのデータを見ることはできません。機種変更しても、同じGoogleアカウントでサインインすればそのまま続きから使えます。

動作環境

項目内容
提供形態Androidアプリ(Google Play)/ Webアプリ(PWA)
対応OSAndroid 7.0以降
必須アカウントGoogleアカウント(Google Driveの利用に必要)
対応言語日本語・英語・スペイン語・ポルトガル語(BR)・ドイツ語・フランス語・韓国語・繁体字中国語(計8言語)
タブレットで表示したときも画面が間延びしないよう、表示幅を最適化しています。

共通操作:モーダルは下スワイプでも閉じられます

収納場所やアイテムの追加・編集、カテゴリの編集、言語選択など、下からせり上がる入力画面は、上部の取っ手部分を指で下にスワイプすることでも閉じられます。画面の外側をタップして閉じる場合と同様、入力内容は保存されません。

モーダルを下にスワイプして閉じる操作
下にスワイプ中取っ手部分を下に引くと画面がついてきます。一定距離ドラッグして指を離すと閉じ、それより手前で離すと元の位置に戻ります。

1. はじめての起動

初回起動時は「言語選択 → チュートリアル3枚 → サインイン」の順に進みます。2回目以降はこの画面は表示されません。

2回目以降の起動について:サインイン情報が残っていれば、起動時に自動でホーム画面まで進みます。前回のサインインからしばらく経っていた場合も、まずは自動的な再接続を試みます(Googleのアカウント選択画面が一瞬表示されることがありますが、パスワードの再入力は不要です)。うまくいかなかった場合のみ、下記のサインイン画面が表示されます。
言語選択画面
① 言語を選ぶ端末の言語から自動で推測された言語が最初に選ばれています。違う言語にしたい場合はここで選択します。
チュートリアル1枚目
② チュートリアル 1/3「撮るだけ、終わり。」— 写真を撮って登録する流れの紹介。
チュートリアル2枚目
③ チュートリアル 2/3「探しもの時間は、もう、おしまい。」— 検索で見つける流れの紹介。
チュートリアル3枚目・サンプル選択
④ チュートリアル 3/3サンプルを入れて始めるか、空の状態から始めるかを選びます。
サインイン画面
⑤ GoogleでサインインここでGoogle Driveへのアクセスを許可します。

チュートリアルの操作

サンプルアイテムの設置

サンプル設置は写真をGoogle Driveへアップロードするため、通信環境によっては数十秒かかります。その間は「サンプルアイテムを設置しています」の画面が表示され、ホーム画面は開きません。

サインイン

  1. Googleでサインインをタップします。
  2. Googleのアカウント選択画面が表示されるので、使いたいアカウントを選びます。
  3. Google Driveへのアクセス許可を求められるので許可します(Doccoが作成したファイルのみにアクセスする権限です)。
  4. サインインが完了するとホーム画面が表示されます。
サインイン画面の下にあるチュートリアルサイトを見るから、公式サイトを開けます。エラーが出た場合は、エラー文の下に表示されるリセットして再試行で認証状態を消してやり直せます。

2. ホーム画面

2.1 画面の構成

ホーム画面
ホーム画面登録した収納場所がカードで2列に並びます。
設定メニュー
設定メニュー右上の歯車から。言語切替・サインアウト・アカウント名・バージョンを表示。
位置要素内容
ヘッダーアプリロゴ+タイトル「Docco 収納管理アプリ / 〜探しもの時間をなくそう〜」
🔍 虫めがねアイコン検索画面を開く
⚙️ 歯車アイコン設定メニューを開く
本体並び替えバー操作ヒント文と、カスタム順登録順名前順の3ボタン
場所カード写真/場所名/カテゴリバッジ/アイテム件数/並び替えハンドル
+ 場所を追加カード一覧の最後にある破線のボタン
フッターホーム/検索2タブのボトムナビゲーション
場所が1件も登録されていないときは、カードの代わりに「まだ場所が登録されていません/下の+ボタンから収納場所を追加しましょう」という案内が表示されます。

2.2 収納場所を追加する

収納場所を追加モーダル
収納場所を追加写真・場所の名前・カテゴリの3項目。写真は省略できます。
カテゴリ選択ポップアップ
カテゴリ選択一覧から選ぶか、+ 場所名を追加でその場に新しいカテゴリを作れます。
  1. ホーム画面の + 場所を追加 をタップします。
  2. 写真エリアをタップしてカメラを起動し、収納場所の全体が写るように撮影します(あとから追加もできるので省略可)。
  3. 場所の名前を入力します(例:キッチン引き出し右、リビング棚上段)。名前は必須で、入力するまで追加するは押せません。
  4. カテゴリ欄をタップして分類を選びます。一覧にない場合は+ 場所名を追加から新規作成できます。
  5. 追加するをタップすると保存され、ホーム画面のカード一覧に追加されます。
モーダルの外側(暗い部分)をタップする、または取っ手を下にスワイプすると入力を破棄して閉じます。保存に失敗した場合はモーダルが開いたままになり、入力内容は保持されます。

2.3 並び順を変える

登録順で並べた状態
登録順で並べた状態選択中のボタンは濃い茶色になります。もう一度押すと昇順⇄降順が入れ替わります。
カードのドラッグ並び替え
ドラッグで並び替えカード右下の ハンドルを長押ししてから動かすと、好きな位置に移動できます(カスタム順のときのみ)。
並び順挙動ドラッグ並び替え
カスタム順自分で決めた順番。既定値できる(ハンドル が表示される)
登録順∨ / ∧作成日時の昇順/降順。もう一度押すと反転できない(ハンドルが消える)
名前順∨ / ∧名前の文字順(表示言語の照合順序に従う)。もう一度押すと反転できない
登録順・名前順は「表示だけを並べ替える」機能で、カスタム順の並びは保存されたままです。カスタム順に戻せば元の並びが復元されます。

2.4 長押しメニュー・削除

場所カードの長押しメニュー
カードを長押し「場所を開く」「削除」のアクションシートが下から出ます。
削除確認1段目
削除の確認(1段目)誤操作を防ぐため、削除は最大3段階の確認を経ます。

カードを約0.5秒長押しするとアクションシートが開きます。

場所を削除するときの確認フロー
この場所を削除しますか? 登録したアイテムも全て消えますがよろしいですか?
(○件のアイテムが削除されます)
Google Driveの画像も削除しますか?

2.5 設定メニュー

ヘッダー右上の歯車アイコンから開きます。メニュー外をタップすると閉じます。

項目内容
🌐 日本語 / Language言語切替モーダルを開く(→ 7章
サインアウトGoogleとの接続を解除してサインイン画面に戻る。Drive上のデータは消えません
アカウント名サインイン中のGoogleアカウント(メールアドレス)を小さく表示
バージョン実際に動作しているバージョンを表示

3. 場所詳細画面

3.1 画面の構成

場所詳細画面の上部
場所詳細(上部)大きな写真、カテゴリバッジ、写真変更ボタン、アイテム件数。
場所詳細のアイテム一覧
アイテム一覧サムネイル・名前・個数バッジ・タグ・メモが1行ずつ並びます。
位置要素内容
ヘッダー← ホームホーム画面に戻る
場所名タップするとその場で名前を編集できる(インライン編集)
「名前を変更」「この場所を削除」のメニュー
本体大きな写真登録した場所の写真。未登録ならプレースホルダー
写真上の2ボタン左下=カテゴリバッジ(タップで変更)/右下=📷 写真を変更(未登録時は📷 写真を追加
収納アイテム n件件数見出し+並び替えバー(アイテムが2件以上あるときだけ3ボタンを表示)
アイテム行写真サムネイル・名前・個数バッジ・タグ・メモ・並び替えハンドル
最下部+ アイテムを追加アイテム追加モーダルを開く

3.2 名前・写真・カテゴリを変える

変えたいもの操作
場所の名前ヘッダーの場所名をタップ → 入力 → Enterキーまたは入力欄の外をタップで確定(名前を変更でも同じ)
場所の写真写真右下の📷 写真を変更 → カメラ起動 → 撮影。差し替え中は新しい写真が先にプレビュー表示される
カテゴリ写真左下のカテゴリバッジをタップ → 一覧から選択
場所ごと削除この場所を削除(確認フローは2.4と同じ)
場所の種類を選択
場所の種類を選択現在のカテゴリに が付きます。下の場所の編集...からカテゴリそのものを管理できます。
写真を差し替えると、古い写真はGoogle Driveのゴミ箱へ移動します。

3.3 アイテムを追加する

アイテムを追加モーダル
アイテムを追加写真・アイテム名・タグ・個数・メモの5項目。必須はアイテム名だけです。タグ欄の下には「よく使うタグ」の候補が表示されます。
アイテムを編集モーダル
アイテムを編集既存の値が入った状態で開き、最下部にこのアイテムを削除するが追加されます。
項目必須説明
写真任意タップしてカメラ起動。1アイテムに1枚
アイテム名必須例:ハサミ、印鑑、電池
タグ任意読点「、」またはカンマ「,」「,」で区切って複数入力(例:文房具、よく使う)。検索対象になります。半角スペースは区切りとして扱われないため、英語表記で入力した複数語のタグ(例:board games)もそのまま1つのタグになります
個数任意0以上の整数。入力すると一覧に「3個」のようなバッジが付きます
メモ任意色や特徴など。複数行入力可。検索対象になります
よく使うタグの候補

タグ欄の下に、これまで使ったタグのうち使用頻度の高いものが「よく使うタグ」として最大12個、頻度の高い順にチップで表示されます。タップするだけでタグ欄に追加できるので、「文房具」と「文具」のように同じ意味のタグを毎回打ち直して表記が揺れてしまうのを防げます。すでに入力済みのタグは候補に出ません。

アイテムを編集する際、写真が隠れないよう画面を開いた直後にソフトウェアキーボードは自動で開きません。名前を変更したい場合は、入力欄をタップしてください。

3.4 アイテムを編集・移動・削除する

アイテムの長押しメニュー
アイテムを長押し「編集」「別の場所へ移動」「削除」の3択。
アイテム移動モーダル
別の場所へ移動移動先の場所を選ぶだけ。移動先は自分以外の全ての場所が候補になります。
やりたいこと操作
編集アイテム行を普通にタップ(または長押し→✏️ 編集
別の場所へ移動長押し→📦 別の場所へ移動→移動先を選択。移動後はその場所の末尾に置かれます
削除長押し→🗑️ 削除、または編集モーダル最下部のこのアイテムを削除する
アイテム削除の確認フロー
本当に削除しますか? Google Driveの画像も削除しますか?
残す / 削除

写真がないアイテムでは2段目は表示されず、1段目で削除が完了します。

移動先の場所が1件もない(=場所が全部で1つしかない)場合は、「移動先がありません(他の場所を先に追加してください)」と表示されます。

3.5 アイテムの並び替え

ホーム画面と同じくカスタム順登録順名前順の3ボタンで切り替えられます。カスタム順のときだけ、行の右端にある ハンドルをドラッグして順番を入れ替えられます。並び替えバーの3ボタンは、アイテムが2件以上あるときだけ表示されます。

4. カメラと写真

カメラ画面
カメラ画面正方形ファインダー・画質3段階・シャッター・ギャラリー選択。
※ この画像は開発環境で撮影したため、ファインダー部分にテスト映像(緑の円)が表示されています。実機では実際のカメラ映像が映ります。

画面の要素

要素内容
正方形ファインダー1:1の枠。実際に保存されるのは映像の中央を正方形に切り抜いた範囲です
右上 カメラを閉じる
画質 保存する画像の品質。初期値は「中」
中央の白い丸シャッターボタン
右下 🖼️端末のギャラリーから既存の写真を選ぶ(撮影と同じ品質で圧縮されます)
左下 🔄カメラ切替(インカメラ/アウトカメラ)。カメラが2つ以上検出された端末でのみ表示

画質の選び方

画面下の案内文どおり、低画質は見分けがつけばよい物、高画質は画像の文字も読みたい物に使います。

設定目安向いている用途
約100KB以下形と色で見分けがつけばよい物(衣類・箱・工具など)
中(既定)約250KB以下ほとんどの用途
約500KB以下ラベルの文字・型番・説明書きまで読みたい物

カメラが使えないとき

5. 検索

検索画面(未入力)
検索画面フッターの「検索」またはヘッダーの虫めがねから開きます。
検索結果
検索結果アイテム名・個数・どの場所にあるか・タグが表示されます。タップするとその場所の詳細へ移動します。
項目仕様
検索対象アイテム名・タグ・メモの3つ。場所名やカテゴリ名は検索対象外です
一致方法部分一致。入力するそばから絞り込まれます。大文字・小文字、アクセント記号の有無、ひらがな・カタカナ、全角・半角の違いは区別せずに検索できます
結果の表示場所の写真サムネイル/アイテム名/個数バッジ/📍場所名(カテゴリ)/タグ
結果をタップそのアイテムが入っている場所の詳細画面へ移動
検索は「アイテム名を思い出せるがどこに置いたか分からない」場面のための機能です。逆に「この場所に何が入っているか」を見たい場合は、ホーム画面から場所カードを開きます。

6. カテゴリ(場所の種類)の管理

場所の編集モーダル
場所の編集カテゴリの追加・改名・削除・初期値へのリセットができます。

開き方

場所詳細画面 → 写真左下のカテゴリバッジ → 場所の編集...

できること

操作やり方
名前を変える右端の ✏️ をタップ → 入力 → Enterまたは欄外タップで確定
削除する行を長押し → 「この場所カテゴリを削除しますか?」ではい
追加する+ 場所名を追加 → 入力 → Enter
初期値に戻す場所名をデフォルトに戻す
確定する保存して閉じる。押すまで変更は保存されません
カテゴリを削除しても、そのカテゴリを使っている場所は削除されません。カテゴリを0件にすることもできません(保存して閉じるが押せなくなります)。

日本語の初期カテゴリはリビングルーム/キッチン/クローゼットの3件です。新しい場所を追加するときのカテゴリ選択画面からも、その場で追加できます(2.2参照)。

7. 言語の切り替え

言語切替モーダル
言語 / Language8言語から選択。選択中の言語に が付きます。

ホーム画面 → 歯車アイコン → 🌐 日本語 / Language から切り替えます。選んだ瞬間に画面全体の表示が切り替わり、選択内容は端末に記憶されます。

コード表示名コード表示名
ja日本語deDeutsch
enEnglishfrFrançais
esEspañolko한국어
ptPortuguês (Brasil)zh-TW繁體中文
カテゴリ名も一緒に切り替わります。ただし切り替わるのは「初期値のまま使っている場合」だけです。自分で名前を変えたり追加したカテゴリは、言語を変えてもそのまま残ります。すでに登録した場所に付いているカテゴリ表示も一緒に切り替わります。なお、すでに登録した場所名・アイテム名・タグ・メモは翻訳されません(あなたが入力した文字列のため)。

8. 困ったときは

「セッションの有効期限が切れました」と出た

安全のため、GoogleとDoccoの接続は約1時間で期限切れになります。期限切れを検出すると、画面の上に再接続の案内が重なって表示されます。

エラーメッセージ一覧

表示されるメッセージ原因と対処
認証の有効期限が切れました。再ログインしてくださいアクセストークンの失効。再接続の案内に従う
Googleドライブへのアクセスが拒否されました(容量超過または権限エラー)Driveの空き容量不足、または権限が取り消された。Driveの容量を確認するか、サインアウトして再サインイン
リクエストが多すぎます。しばらくしてから再試行してくださいGoogle側のレート制限。時間をおいて再試行してください
Googleサーバーエラーです。しばらくしてから再試行してくださいGoogle側の一時的な障害。時間をおいて再試行してください

エラーは画面上部にトーストで表示され、5秒で自動的に消えます(タップしてもすぐ閉じられます)。

その他

9. アプリの更新

Google Playからインストールした場合、新しいバージョンが公開されると、使用中にバックグラウンドで自動的にダウンロードが始まります。準備が整うと、画面下部に案内が表示されます。

新バージョンの準備ができました再起動して更新
更新案内の表示イメージ実際の位置は画面下部(ボトムナビの少し上)です。この図はデザインを再現したイメージです(実機の撮影ではありません)。
表示内容
「新バージョンの準備ができました」ダウンロードが完了した合図。作業の邪魔にならないよう画面下に小さく表示されます
再起動して更新タップするとアプリが再起動し、最新版に切り替わります。あとで更新したい場合はそのまま使い続けても構いません(次回起動時に改めて案内されます)
この機能はGoogle Playからインストールしたアプリでのみ動作します(Webブラウザ版では表示されません)。